行方不明の相続人を見つけて預貯金の相続手続を完了
89歳で亡くなったあるおばあさんには、一人息子のDさんがいました。おばあさんには数百万円の銀行預金がありましたが、唯一の相続人であるDさんはどこに住んでいるのかもわからない状態でした。そのため、Dさんの息子さんの協力を得て、戸籍の附票などを調査したり、市役所に事情を書いた手紙を送ったりして、連絡を試みました。
その後、Dさんから事務所に電話があり、当事務所からは遠方でしたが、お会いして相続手続の依頼を受け、銀行預金の相続手続を行うことができました。
後日、Dさんから当事務所にお礼のお手紙が届きました。自分は親不孝な息子でしたが、せめて相続したお金で母親の供養をしたいと書かれていました。